自分探しの心の旅路
歴史、文化、政治、生活、芸術、様々な広い視野から、『自分は何者か』を探求し、読者の皆さんにも自分探しの道標となるべく、尽力して行きたい。
『お金の話』…10(最終回)
「論理と根拠を持って、連邦政府が自分のお金を借りている事を、正当化できる人間にあった事は無い。
人々が、これを変える事を要求する日がやってくる事を、私は信じる。

この国において、バカげたシステムが続いている事を、許しているにも関わらず、怠惰に座っている議会員、あなたや私が責められる日が来る事を、私は信じる。」

マイク・パットン(1928~1976)民主党議長、銀行通貨委員会(1963~1975)


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1932年、第一次世界大戦の14年後、世界恐慌の煽りをうけ、世界各所に失業者があふれました。
当時、ヨーロッパの小さな街が世界の注目を浴びます。
それは、オーストリアのティロル地方ヴェルグルという町でした。

ヴェルグルは、人口4216人の町で350人が失業し、そのうち200人が失業保険も切れた状態で、町の税収も減り、破産寸前に陥りました。

そこで町長のミヒャエル・ウンターグッゲンバーガーはこの苦境から脱出するために、 1932年7月に地域通貨として「労働証明書」の発行を決断しました。
1・5・10シリングの「労働証明書」が印刷され、町役場から建設労働者に賃金として支払われました。

この通貨は、月末に有効期限があり、期限を過ぎると1%の印紙を購入し貼付けなければいけないと言うものでした。
要するに「価値が減ってゆく通貨」です。

この、地域通貨は目覚ましい成果を上げ、失業率は下がり、税金の前払いを申し出る人が出るくらいでした。
しかし、この地域通貨はウィーンの中央銀行の圧力により、わずか1年で中止せざるをえなくなりました。


おそらくこれが、近代においてはじめての、記念すべき経済の奴隷解放の実例です。


近年『地域限定通貨』という言葉が少しメジャーになりましたが、大きく発展を見たものは目立ってきません。
世界にはいくつかの地域通貨が現在も存在し、成功しているものもありますが、あくまで、中央銀行が弾圧しなければならないような内容ではありません。

私はヴェルグルで発行された『労働証明書』の考え方を基本軸に置き、用途分けした通貨の創造を待ち望んでいます。

「使わなければ損をするお金。」
「貯めていると目減りしてゆくお金。」
「生活必需品を購入するお金と、嗜好品、贅沢品などを購入するお金を区別する。」

ここ10年、色々な人に語って来ましたが、やはり、貧乏人が米を買うお米と、セレブ〜がウン十万円のスウィートルームに泊まるお金が、同じ種類である事がおかしいと思うのです。

人間の意識がレベルアップしなくとも、おそらく通貨の種類をわけるだけで、今まで「偉い人」と表現していた大金持ちを「卑しい人」と、大衆は認識すると思います。

生活の上で必需品を交換する手段として、人間が創り出した「お金」という道具は、人間の手で、いかようにも変える事が出来るのです。

「お金を変える?そんな事できる訳がない!」

この言葉を、私はさんざん聞きました。
この考えを持っている事が、いかに洗脳をされている証拠であるか、人々が知る日は刻々と近づいています。

学校では、お金がどのようにしてつくられて来たか、一切教えてきませんでした。
1694年、イングランド王ウィリアム3世は、銀行家達に手持ちの2倍のお金を貸し出す事を承認しました。

現在、FRB(連邦準備銀行=アメリカの中央銀行)の定めるこの比率は、持ち金『1』に対し、貸し出して良いお金は『9』です。

1:9

これが、国によっては、1:30というところもあると言います。
まさに、世界の宗教が禁止していた『高利貸し』たちが、世界を征服して、もう200年以上の時がたっているのです。

ある、フランスの経済学者は言いました。

「お金とは経済という体を流れる、血液のようなものなのです。
血液の流れが一カ所に滞ってしまえば、血管はつまり、からだ全体を壊してしまいます。」

現在の大金があるところにさらにお金が集まってゆく社会は、地球(我々の生活する環境)をどこまでも蝕んで行きます。
大地も、人間も、家畜も、植物も、さらには宇宙までも、食いつぶしてお金に変換していかなければ生きて行けない、そんな世界が構築されてしまっているのです。

あなたが、もし、不自由を感じる事がそれほど無く、ある程度の幸せを感じる事が出来ているのなら、それは今いる支配者たちのおかげだともいえます。
彼らは、奴隷に奴隷だとは感じさせない、巧妙な仕組みを作り上げました。
ある種、それは『優しさ』でもあるのかもしれません。
足を骨折した馬を安楽死させるのが『優しさ』であるのに似ているかもしれません。

しかし、彼らの作り上げた世界は、もういっぱいいっぱいなのです。
おそらく、彼らと戦う事は何の意味も成しません。

私が思う大切な事は、彼らを救ってやる事です。
何かに取り憑かれ、そうするしか他に出来ない彼らに、その重荷から解放してやれるのは『奴隷の身である大衆』しかいないと感じます。

「誰かがまとめないと出来ない」
「一人では何も出来ない」
「自分には力が無い」

これらの事は、なにも意味がありません。

あなたは、一人のかけがえの無い『命』です。
すべてのものに支えられ、またすべてのモノから独立した、一人の人です。

そのあなたが、意識を持つだけで、世界は大きく変わります

何でも無い貧乏人の私に、これだけの情報が入ってくる事自体、不自然でしかありません。
それは、それだけこの社会がいっぱいいっぱいであり、200年にわたり世界を支配し続けた国際銀行家たちからのS.O.S.であると、私には感じ取れました。


それでは、最後に我が敬愛する、ジョンレノンの言葉。

「あなたは僕の事を夢想人というかもしれない。
だけど、ほんとうのことなんだ。
僕らがイメージするだけで、世界を変える事が出来るんだ。」



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コメント
この記事へのコメント
HIROさん、こんにちは!
お付き合い頂き、ありがとうございます。

おそらくは、乗りこなしていたつもりの、お金という化け物に、だんだんと恐れをなして来ているのだと思ってます。

支配するのも楽じゃないと思います。
2008/02/01(金) 12:37:56 | URL | 木村信教 #-[ 編集]
もう一度
おいしいと思えること、から戻ってきました。

ぼくは、考えると
ほんとうに必要で、いいことより、
浮ついた欲に、いっぱいお金使ってます!

一粒で、何度でもおいしい・・
木村さん、ありがとうございます!
2008/01/29(火) 21:51:11 | URL | HIRO #d7pnbF.k[ 編集]
やっと、最終回、読むことができました。

ただただ、滂沱・・・

すべてを、お金に変換していく社会。

ぼくらは、手にしているようで
すべてを失くしてってるんですね。

「彼ら」の、
世界を手に入れたい欲・・ていうのは
なんだろう?

なぜ、そうしてまで世界を
コントロールしなきゃいけないのか?

そこまで欲しがるのは・・
彼らは、なにに欠けているんでしょう!?
2008/01/29(火) 21:31:14 | URL | HIRO #d7pnbF.k[ 編集]
カッパさん、こんにちは!
『このすばらしき世界』いいですね〜

『イマジン』はアセンション前の戦闘兵器だと思っています。そう考えると、僕がやっている(やらされている?)のは戦士の募集ですかね。

主旨は違いますが、個人的には『You are so beautiful』が『Wounderful world』同じように好きです。
なんかこう、ストレートさが素敵というか…
2008/01/26(土) 13:47:01 | URL | 木村信教 #-[ 編集]
青犬さん、コメントありがとうございます!
ジョンレノンは死ぬ事によって、さらに深く広くメッセージを伝えています。彼にとって殺される事はこの上ない事であったかもしれません。

来月、ジョンレノン暗殺の映画が公開されますね。
死してなお、彼の仕事は続いていますね。
2008/01/26(土) 13:05:02 | URL | 木村信教 #-[ 編集]
アセンション後の地球人類を歌う歌詞内容としては、ジョンレノンのイマジンよりも、ルイアームストロングのwonderfulWorldの方が適当かと「私は」思います。
まぁこれは、個人的な音楽的感性や趣向の問題もありますからね。
黒人音楽のブルースやソウル(魂)という事に関しては東洋の「悟り」に通ずる感性があると思ってます。

2008/01/26(土) 12:39:47 | URL | カッパ #-[ 編集]
お金の話ありがとうございました!
初めて聞くことばかりですごく勉強になりました。
ボクもイメージするだけで世界を変えて行けると信じています。
ジョン・レノンが今いてくれたらなぁ・・・と思ってしまいますね。
2008/01/25(金) 17:46:34 | URL | 青犬 #-[ 編集]
研修
研修
就職先の研修でございます。
昨日と今日の二日間です。
人見知りの僕はなかなか知り合いが増えません。
今日は若干?????高めで行きたいと思います
2008/01/25(金) 14:54:28 | URL | 藍とも子 #-[ 編集]
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